TRAMCITY 開発レポート 地形データ( World Composer) を使って勾配を表現

開発レポートの投稿、ご無沙汰しておりました。
最近の変更点・改良点を紹介します。

目次

リアルな勾配表現をしたい

これまで TRAMCITY で再現していた区間は、函館どつく前〜十字街 間の比較的平坦な区間でした。
しかし、これから実装しようとしている谷地頭ー青柳町間は、58.3‰の急勾配がある特徴的な区間です

かつてこの区間では、電車が下り勾配でスリップし、そのまま止まりきれずに谷地頭停留所の車止めと待合室に衝突する事故が起きました。
現在は、谷地頭停留所に強固な車止め設備が設置された他、下り勾配の途中で電車が一旦停止する措置が取られています。

こうした背景のある区間をしっかり再現したい、そのためにはどうすれば良いか色々と試してきました。

青柳町停留所から谷地頭方面を望む
谷地頭電停から青柳町電停方面を望む

実際の地形データをもとに勾配を再現する

やはり再現するからには実際のデータを使いたいと考えて、いろいろ探し回った結果、Unity Asset Store で公開されていた “World Composer” を使ってみることにしました。

約5,000円ほどするのですが、ずっと悩んでいても仕方ないので「物は試し」です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次